スレート屋根の材料

スレート屋根の劣化のメカニズム

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スレート屋根材の劣化はどのように起こるのか?簡単に解説

スレート材の劣化は、主にスレート屋根の周りの
●温度変化の繰り返し、1日の変化、季節の変化。
●冬、スレート材に浸透した水分の凍結・融解の繰り返し。
●夏、雨のためのスレート材の含水、高温下での乾燥の繰り返し
●夏、長時間にわたる70度近い高温にさらされる環境。 などです。

スレート屋根材劣化画像1

 

スレート材のセメント、石綿の混合材料の割れに影響が大きいのは、例えば、水分の凍結・融解の繰り返しです。 水分が凍結すると、僅かですが体積が増加します。

スレート材料中の水分の何%かが凍結して体積が増加し、材料中の成分を引き離します。そのときはスレート材の成分は割れることはなくても、繰り返し発生すると、スレート中の成分同士の接着している力が衰え、やがて成分が分れてしまいます。

この成分同士の接着力が無くなり離れてしまうのが割れとなって起こり得ます。

いろいろなスレート屋根材劣化

スレート材の”反り”は、例えば材料の表と裏で温度変化の違いがあって、材料の表面温度が高くなれば、僅かですが伸び、温度が低くなれば縮む。
(夏表は70~80度の高温なり、裏側はそれより低い温度で)

この伸びと収縮がスレート材の表と裏側で起こりその伸びと収縮の割合が異なればそれは、反りの原因になります。

以上のことが5年、10年と繰り返すことで、スレート屋根全体のどこかで反りや割れ、ヒビ、剥がれ等の劣化が起こります。

また、屋根のスレート材は、一枚一枚釘やビスでコンパネに固定されていますが、強い地震によって屋根全体が揺らされると、固定されたポイントには、応力がかかり割れやヒビの原因になりえます。

またスレート材は、釘、ビスが打たれているのは、片側で、もう片方は釘、ビスがありませんので、強風、竜巻、台風で横殴りのえぐるような方向でものすごい強風が吹けば、スレート板は、剥がれてしまいます。

上記のようなスレート材料の劣化を表面の塗装で防ぐことは、不可能で、塗装は表側にしかしませんし、側面も完全には覆えません。 よってスレート屋根材料の表側だけの塗装では、劣化を止める、寿命を延ばすことはできなのです。

 

以上です。

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